2019年12月、オペラハウスのあるサーキュラーキーから市内中心部を通り、カフェやレストラン激戦区のサリーヒルズ、競馬場、ニューサウスウェールズ大学等を通るライトレール(路面電車)『L2』が開通しました。
路線図
今回開業したのは、サーキュラーキーからランドウィックを結ぶ『L2:ランドウィック(Randwick)ライン』と呼ばれる路線になります。
『L2 』停留所一覧
- Circular Quay(サーキュラーキー ) ★
- Bridge Street(ブリッジストリート)
- Wynyard(ウィンヤード) ★
- QVB(QVB)
- Town Hall(タウンホール) ★
- Chinatown(チャイナタウン) ▲
- Haymarket(ヘイマーケット)
- Central Chalmers Street(セントラル・チャルマーストリート) ★
- Surry Hills(サリーヒルズ)
- Moorpark(ムーアパーク)
- Royal Randwick(ロイヤルランドウィック)
- Wansey Road(ワンジーロード)
- UNSW High Street(UNSWハイストリート)
- Randwick(ランドウィック)
▲ ライトレール『L1』乗り換え(※直結ではありません)
ライトレールの車体
市内を走るライトレールは赤と白のボディです。フィッシュマーケットやスター(カジノ)へ行く『L1』は全体が広告になっているラッピング車両が目立つので、そのうち『L2』も広告車両が走るようになるかも知れません。
車内の各車両に次の停留所を知らせるモニターがついています。モニターでは乗り換え案内や停留所から近い主要スポットもお知らせしてくれます。ライトレールはすべての停留所に止まるので、車内にバスのようなブザー(ボタン)はありません。
ライトレールはバリアフリーです。画像では分からないと思いますが、ドアと停留所に段差がないのでベビーカーでも車椅子でもスムーズに乗降車可能です。
ドアの開閉は押しボタン式
今回開業した『L2』は『L1』と異なり、乗り降りの際にボタンを押してドアの開閉をします。
停留所に到着したライトレールのドアが開かないからと言ってビックリしないでください。
運転席
乗り物全般が好きなので運転席も撮影してみました。速度計もミラーもデジタルです。
運転席から扉付近の様子だけでなく、車内の乗客の様子もチェックすることができます。車内全体だけでなく、座席を指定して特定の乗客を確認することもできます。万が一のために、おそらく撮影(録画)機能もついているのではないかと思います。
ライトレールの運行頻度
平日の7:00~19:00に市内中心部を4~8分間隔で運行しています。各停留所でライトレールが何分後に到着するかを確認できます。
ライトレールの料金
電車、バス、フェリーでも使用可能なOPAL(オパール)カード使用で3.73ドルです。子ども(4~15歳)はその半額です。 ライトレール乗車前に停留所にある機械にカードをかざします。降車時も同じように停留所で機械にかざします。
ライトレールの車窓から
車内からスマホで撮影したので窓ガラスの反射がありますが、参考に撮影した画像をいくつかご紹介します。
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